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学会案内

第43回動物臨床医学会年次大会 開催終了のご挨拶

第43回動物臨床医学会年次大会が無事に終了致しました。

コロナ禍のため、オンライン学会を2年開催し、今回は3年ぶりの対面開催を実現することができました。いまだコロナ感染が心配される中での開催となりましたため、会場数や展示場を縮小しての開催となりましたが、今回の規模を最大に活用して開催することが出来ました。
 お陰様で今大会の参加者総数は、1,561名(獣医師900名、動物病院スタッフ158名、学生130名、企業関係者373名)。また、協力企業数 112社、展示135ブースと盛会裏に終了することができましたこと、皆様のご協力の賜物と深謝申し上げます。
 早速今大会期間中に開催しました学会企画実行員会にて来年度の開催内容につきまして協議がスタート致しました。さらに内容の充実した大会を目指し、皆様のご期待に添えるよう取り組んで参ります。
今後とも引き続き、変わらぬご支援ご協力を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

◆来年の御案内(予定)◆

第44回動物臨床医学会年次大会
日 時:令和5年11月18日(土)、19日(日)
会 場:大阪国際会議場〔グランキューブ大阪〕

 来年に向けて、ご意見ご要望がございましたら、是非お寄せ下さい。
  ▶ nenjitaikai@dourinken.com

第43回動物臨床医学会年次大会 開催のご案内

3年前の2019年秋、私は韓国仁川国際空港の搭乗口で関西国際空港行きの飛行機への搭乗を待っていました。ソウル大学で行われた日本、台湾、韓国の獣医大学による研究発表会を終え、第40回の動物臨床医学会に参加するために大阪に向かうためでした。必要があれば日本国内はもとより世界の様々な場所に人が集い、語り合い、時には杯を交わし交流すること、それはごく普通の光景でした。しかし、そのわずか数か月後に突如始まったコロナ禍により世界中の状況が一変しました。人々の接触は厳しく制限され、大学の授業はすべてオンライン、会議もオンライン、学会もほぼオンラインとなりました。あっという間にこのためのコミュニケーションツールが構築され、その運用もスムーズとなり、ネット環境さえあれば日本国中さらには世界のどこにいても人々の距離は等間隔となりました。テクノロジーの勝利ともいえるその変化ではありましたが、画像を通して顔を突き合わせてもそこには等しく微妙な距離感が残りました。この距離感が問題とならない会議や、講演会等は今後もネットを利用して行われるでしょうし、今後のさらなる技術革新でより頻度が高まっていくと思います。その一方で、微妙な距離感のあるものについては、人々は対面での交流を望んでいるようです。この原稿を書いている段階でも一部の会議は対面となり、講義も原則対面となっています。今のテクノロジーでは、ネット上での1対1のやり取りは問題が少ないと思いますが、1対複数や複数対複数でのやり取りは苦手ですし、その様な状況で生まれてくる思いがけないやり取りも期待薄です。対面を望む背景には、そんなところが関係しているのかもしれません。
今回第43回の動物臨床医学会は、おなじみの大阪国際会議場において対面で行われます。以前と比べて開催日が1日短くなり、会場もワンフロアのみとなりますが、“いや3年ぶり!かわらないね。“の挨拶があちこちで交わされることでしょう。もちろんその内容も分科会ごとのセミナーやパネルディスカッション、特別講演など盛りだくさんですし、これは外せない症例検討会やランチョンセミナーのほか、栄養学研究会やいたみ研究会の講演、動物病院スタッフセミナーも充実しています。皆様のご参加をお待ちしています。2022年11月大阪で皆様とお会いし、微妙な距離感を解消できることを楽しみにしております。

 動物臨床医学会 学会長
西村 亮平(東京大学)


日頃より、当公益財団法人動物臨床医学研究所の事業運営に御理解と御支援を頂き、心より厚く御礼申し上げます。
特に、年一度開催しています動物臨床医学会年次大会におきましては、会員の皆様の御協力により、令和元年には第40回の記念年次大会を盛大に大阪の地で開催することが出来ました。しかし、その後発生しました新型コロナウイルス感染症と変異株の拡大により、第41回、第42回大会はオンライン学会となりました。オンライン学会は確かに利便性やその他多くの利点はありますが、なんといっても従来の一堂に会しての対面式と異なり、物足りなさが残ります。特に臨場感が全くと言っていい程、感じられません。やはり、年に一度は友や仲間と話を交わし、歓迎交流会で飲食を共にし、対面での雑談も必要不可欠なことと思います。
今年の第43回動物臨床医学会年次大会は動物業界や獣医学術の向上発展のためにも、従来通り大阪の地で、対面で開催する計画を進めています。
学会員は勿論のこと、業界を問わず、臨床獣医学の発展のためにも、万難を排して御参加下さいますようお願い申し上げる次第です。

公益財団法人 動物臨床医学研究所
       理事長 山根義久

動物臨床医学会