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利益相反(COI)に関する情報開示

 獣医学領域において、疾病に関するより有効な診断法や治療法、またその予防法などについて新しい開発や臨床研究などは必須であり、そのために企業等との産学連携活動は非常に重要です。しかしながら、利害関係が想定されるこれら企業等との臨床研究等が活発になると、研究者(獣医師)としての社会的な責務と、産学連携活動に伴って生じる金銭的な関係等による個人的な利益との間で、衝突や相反する状態が発生する利益相反(COI;Conflict of Interest)が生じてしまい、これら研究者自身の個人的な金銭的な関係等によりその研究内容の客観性や中立性が歪められる可能性が生じる事態が危惧されています。
 当学会としても、研究の実施やその成果において、関係する企業等との利害関係に関する透明性を確保することにより、獣医療の信頼を確保する責務があります。そのため、COIすなわち企業等からの資金提供の有無に関する事柄の開示をすべての発表者(講演者)に、2018年動物臨床医学会年次大会よりお願いすることとなりました。

動物臨床医学会におけるすべての発表(講演)に関するCOIの開示

  • 発表(講演)に関し、筆頭発表および共同発表者全員が、開示すべきCOI関係を示して下さい。
  • 発表(講演)日から1年以内に、1社から合計100万円以上を受領している場合に開示して下さい。
  • 開示すべき内容:顧問、株保有・利益、特許使用料、講演料、原稿料、受諾研究・共同研究費、奨学寄附金、寄付講座所属、贈答品などの報酬。該当項目がある場合には、企業名等をご記入下さい。受領した金額の開示は不要です。
  • COIの有無は、学会長賞や分科会アワードなどの審査に影響はありません。

COI開示の方法

  • 当学会のCOIに関するパワーポイントスライドを用意していますので、それをご使用ください。「COIに関する情報開示がある場合」と「COIに関する情報開示がない場合」の2つのスライドがありますので、いずれかをご使用ください。
  • COIに関するスライドは、発表(講演)者が作成される1枚目の題名スライドの後、2枚目のスライドとしてご提示ください。

利益相反(COI)に関する情報開示(53.5KB)

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