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野生動物の保護・管理活動及び盲導犬の育成

野生動物の保護・管理活動

 当財団は、人と動物の共存を目標に健全な生態系および生物多様性の保全にも取り組んでいます。人間社会の犠牲となっている傷病鳥獣の救護・治療は獣医師の責務であるとの考えから、1988年に傷病野生鳥獣救護活動を開始しました。野生動物は、鳥獣保護管理法の下で保護管理されておりますが、鳥取県と当財団の提携により実現しております。
 近年のOne Health One Worldの考え方を踏まえ、傷病野生鳥獣保護施設の指定のもと、中部は倉吉動物医療センター・山根動物病院、西部は米子動物医療センターの協力を得て傷病野生鳥獣救護にあたっています。また、これら野生動物の救護活動はもちろんですが、野生生物に関する考え方などを動物臨床医学会等を通して広く啓蒙を行っています。

野生どうぶつ友の会 ~会員募集のご案内 ~

■入会金:無料 ■ 基金:一口2,000円以上

 当会の趣旨に賛同いただける方ならどなたでも入会できます。会員の皆様からお寄せいただいた基金は、この会の活動を支える大切な資金となります。会員の方にはニュースレター「Pinyo」や、講習会・講演会などの行事案内を、定期的にお届けしています。

盲導犬の育成

 当財団の盲導犬育成事業は1998年に始まりました。この盲導犬助成事業は、皆様のご寄付やメットライフ生命さんに大きくご協力いただいております。当財団として、皆様よりのご寄付などを盲導犬育基金として積み立て、この基金をもとに盲導犬協会に盲導犬の育成をお願いし、盲導犬を貸与しております。
 最初の1頭を貸与させてもらうまでに、おおよそ10年かかりました。皆様のご協力のおかげでそれからは、数年に1頭の割合で盲導犬の貸与ができるようになっています。ご協力いただいている皆様に心から感謝申し上げます。この活動を継続していくためにも、引き続き皆様のご協力をお願いできれば幸いです。

皆様のご協力のおかげで5頭の盲導犬を貸与することができました。
 2007年度 ハンナ号(ラブラドールレトリバー) 
       兵庫県の男性に貸与
 2009年度 クラッセ号(ラブラドールレトリバー)
       大阪府の女子学生に貸与
 2011年度 ユノ号(ラブラドールレトリバー)
       兵庫県の男性に貸与
 2013年度 ルル号(ラブラドールレトリバー)
       大阪府の助成に貸与
 2016年度 クエル号(ラブラドールレトリバー)
       大阪府の男性に貸与

6頭目の盲導犬(ローリー)の貸与式を行いました。

 2022年(令和4年)9月25日(日) 人と動物の未来センター・アミティエ(鳥取県動物愛護センター)ドッグランにて、6頭目となる盲導犬の貸与をしました。
 当日は「創立9周年記念 2022アミティエ動物愛護フェスティバル」も行っており、晴天にも恵まれ、関係者、来場者の皆様に包まれながらの貸与式となりました。
 盲導犬育成活動にご支援ご協力を頂きましたメットライフ生命様、有限会社エーライフ様に改めて心より御礼申し上げます。

《盲導犬貸与式の様子》
ローリー号 2020年5月25日生、 メス、犬種:F1(ミックス)貸与式
左から有限会社エーライフ 代表取締役 松田俊司様、社会福祉法人日本ライトハウス盲導犬訓練所 訓練士 中村悦子様、貸与者 浮名康子様(鳥取市在住)とローリー
社会福祉法人 日本ライトハウス盲導犬訓練所 所長 赤川芳子様、山根義久理事長、下田常務理事・副理事長、髙島一昭所長

メットライフ生命との特別団体扱い契約について

野生動物の保護管理、盲導犬の育成の活動をより充実させるために

 メットライフ生命と特別団体扱いの契約を 締結しております。この契約によりメットライフ生命からは保険料に対し所定の事務費が当研究所へ支払 われる仕組みとなっております。このようにして頂いた基金は全て野生動物の保護管理および盲導犬 育成のため役立たせて頂いております。

当財団団体扱いでご加入くださいますよう、お願い申し上げます。

活動内容