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理事長挨拶

この度山根義久前理事長の後任として2023年7月より公益財団法人動物臨床医学研究所の理事長に就任いたしました。
 山根前理事長は、1991年財団創設以来32年の長きにわたり理事長として類い稀な発想力、創造力、指導力を発揮され、私欲を捨てて当財団の発展に心血を注いで来られました。その財団の理事長職を引き継ぐことの職責の重さを今ひしひしと感じております。
 当財団のルーツは、1981年に開設された小動物臨床研究所にあります。わが国における小動物臨床の発展のために臨床研究や論文投稿、症例発表などを積極的に行い、臨床獣医学のリーダ的役割を担ってまいりました。さらに2011年には動物愛護活動や動物愛護思想の向上および動物との共生を推進するために「人と動物の会」が発足されました。現在当財団は動物臨床医学に関する事業と動物愛護事業の二大事業が活動の柱となっています。これらの事業を淀みなく受け継ぎ、さらに発展させることが私の使命と考えております。
 私は、財団設立以前より45年近く山根先生にご指導いただき、当研究所の事業に携わってまいりました。その長い道のりの中で前理事長の理念を十分肌で感じてきております。今後当財団の進むべき道、やらなければならない事は理解できていると自負しており、前理事長の意思を継ぎ、財団の更なる発展の為に貢献していきたいと思っております。皆様におかれましては、是非今後とも変わらぬご支援とご指導、鞭撻を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

公益財団法人 動物臨床医学研究所
理事長 下田哲也

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